2010年2月22日月曜日

2月28日、全米の「歴史的資源を活用したまちづくりセンター機関」が、小田原市の「無尽蔵プロジェクトのウォーキングタウン」などを視察

2月28日(日曜10:40~17:30)、米国ワシントンDCにあるナショナルトラストメインストリートセンター (全米の歴史的資源を活用したまちづくりセンター機関)の幹部が、東京大学まちづくり大学院教授や社団法人再開発コーディネーター協会メインストリート部会メンバーらと共に、小田原市の歴史的資源を活かした一連のまちづくりプロジェクトを日本における先進事例として視察します。ウォーキングタウン(=まち歩き)は、無尽蔵プロジェクトのウォーキングタウン事業、お堀端商店街のサードプレイス事業(理事長小西氏)、銀座商店街(会長角田氏)のなりわい店などを中心に実施します。12時15分~12時30分には、小田原宿なりわい交流館(2階)において、加藤市長への表敬訪問と交流が行われる予定です。

右の写真は、ダグ・ローシャー氏(全米ナショナルトラストメインストリートセンター、ディレクター)
全米ナショナルトラストメインストリートセンターのディレクターとして、メインストリート(歴史的資源を活用した都市再生)の分野で25年の経験を有する。都市プランナーとして教育を受け、その後、成人教育・研修、コンサルティング、創造的問題解決の分野で学士号と免許を取得。共著に「メインストリート委員会メンバーハンドブック」、「メインストリート・サクセスストーリー」など。

左の写真は、ローレン・アドキンス氏(同センター現場支援アシスタント・ディレクター)
1991年より全米ナショナルトラストメインストリートセンターへ勤務。センターでは、ブランドマネジメント、パートナーシップ開発、マーケティング、人事管理、予算管理、顧客関係等、センターのコンサルティングサービス部門の管理を担当する。全米大会での常連講演者であり、継続的にコンサルティングや研修サービスを行っている。38州とワシントンDC、カナダ、シンガポールを含む100以上の地区の支援実績がある。
●全米ナショナルトラストメインストリートセンターのホームページは、コチラをクリック

2010年2月12日金曜日

「NPO法人小田原まちづくり応援団」の自己紹介

●「ウォーキングタウン小田原」のコーディネーターを努める「NPO法人小田原まちづくり応援団」の自己紹介をしたいと思います。
●小田原は、自然、歴史、文化、産業に恵まれるとともに、交通の要衝として「交流」を育むことによって栄えてきた、一千年以上の歴史を持つまちです。その「交流」の姿は、足柄古道、旧東海道、甲州道、鉄道(鉄道馬車から新幹線まで)、車の道(国道から高速道路まで)というように時代ごとに変わってきましたが、小田原は常に交流の中心的舞台として輝いていました。
●そして、交流の長い歴史を通じて、多様な文化、無数の資産、さまざまなストーリーが、まちで楽しみながら働き暮らしつづけてゆくノウハウとして蓄積されてきました。
●しかし、そうした貴重なまちの宝物も、時代とともに埋もれ、輝きを失い、価値を見出すことすらできない状態になっています。
●我々は、この状態を、千年間に蓄積した宝物が、お蔵入りというように「蔵の中」に眠っていることと同じと考え、今こそ、この宝物を虫干し、たくさんの人に見て、知って、学んでもらおうと考えています。(我々は、この理念による実行計画を「おだわら千年蔵構想」と呼んでいます)
●その活動のひとつが、「小田原まち歩き検定」の実施、別邸建築群を歩く「湘南邸園文化祭」への参加、小田原街かど博物館のなりわいまち歩きツァーの主催などです。
●我々は、今後、「タウンウォーキング=まち歩き」によって、千年都市・小田原に存在するストーリーをたくさんの人に見て、知って、学んでもらい「感動」というお土産をひとりでも多くの方に持ち帰っていただきたいと考えています。
●そのためには、市民組織の方々の力をお借りしなければ、大きな波にはなりません。 皆様、どうぞよろしくお願い致します。

2010年2月6日土曜日

駅からハイク&梅の郷めぐりスタンプラリー(湯河原編)

本日2か所目の目的地は湯河原町の幕山。本日より梅の宴が始まり、熱海・小田原・湯河原の3つの梅林でまつりが開催されている期間、スタンプラリーが開催されるのだ。3か所のスタンプを集めるだけで、千円相当の地元特産品をいただけるという、3梅林に行きやすいこの辺の住民にはとってもお得企画です。こんな出血大サービス企画は、どう考えても長続きする筈ないし、そもそも、この地区の住民が3梅林に行ったって、地域全体をとして見たときには経済的にはプラスマイナスゼロにしかなりません。

湯河原に到着し、まず、食事をするか、幕山に行くか、歩いていくか、バスで行くか、小田原へのお戻り時刻3時を考慮して、しばし逡巡。正午から芸妓さんの踊りがあるというのを言い訳に、バスに乗ってしまいました。
箱根登山バスが気合入れて増発をかけているので待ち時間はほとんどありません。座って直ぐに満員提示となり発車。梅林で200円の入場料を払い、舞台前に到着した時はちょうど、芸妓さんのステージの開始時刻でした。

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踊りをちょっとだけ見て梅林の最高地点を目指して歩き始める。
3分という公式発表だが、花の咲き具合は全体の2割以下程度じゃないかなあ。でも、すでに十分楽しめる。観光的には全然OK。花は、一気に咲いて、思いもかけぬ強風で一気に散ってしまうということもあるので、見れるときに見れただけで有難い。




幕山は、視界に入る山肌すべてに梅が植えられ、順次花を咲かせていきます。規模は当然熱海よりも大きく、自然が生かされ、個人的には熱海より湯河原の方が好きです。この規模を考えれば入園料200円もしょうがないなあ!ですが、売店の配置は熱海の方が上手いように感じました。
トイレも仮設の汲み取りが中心で・・・

幕山は、梅林最高地点の先も幕山頂上に向けてハイキングコースは整備されています。でも、本日は、3時までに戻らねばならず、また、お腹も減ったんで帰ることにしました。
ゴザのレンタルとセットのおいしいお弁当があれば、良く晴れた日に家族と一緒に行くんだけどな・・。

梅園を後にして、駅まで歩くことにしました。ツーデーマーチで一度歩いているので、30分位というのは承知していました。






昼飯は、大西のチャーシューワンタンメン1050円也。この旅の最初から決めていました。カウンターのガタガタの椅子に座って食べるちょっと濃い味の醤油ラーメン。楽しみにしていました。
ラーメンにカメラを向けると、カウンターの店員さんは、「お兄さん、ブログとかやってるの?」とか「今日辺りは、梅はちょっと早かったでしょう。見ごろは3週間くらい先かな」とか「もう3週間くらいすると幕山は渋滞で動かなくなって、駅前から3時間くらいかかっちゃうけど、タクシーなら農道に入って近道するから、多少お金がかかってもタクシーが良いよ」とか、いろいろ話しかけてくる。湯河原は創作B級グルメ「タンタン焼きそば」を売り出しているけど、従来からのメニュー一筋で頑張っている大西が私には好ましく感じられました。




大西から湯河原駅までの間にタンタン焼きそばの幟をかかげる中華店に行列発見。その隣の日本そば店も外でお客さんが待っていました。





湯河原駅で、ホームのベンチに湯河原商工会の女性部の座布団が置かれていて、とっても嬉しかったです。こういうおもてなしとしてすごく良いですよね。商工会議所よりもおかみさん会の方が味があるのだけどなと思いつつ、パチリ。













小田原駅の一つ手前、早川で降りて、自宅まで帰ることにしました。
行列定番のわらべではなく、本日は大原が行列していました。また、さかなセンターのバーベキューも満員御礼でした。











荒久から海岸を歩きましたが、ダンプが行きかう工事現場。ビーチの趣なく、残念でした。

さて、スタンプラリーのスタンプは1日で2か所ゲット。子どもが下曽我保育園そばに出店している「激うまおでん」を食べたいと言っているので、近々出かけてみるつもり。
曽我梅林のスタンプをそろえて、何をもらえたかは、後日報告します。

駅からハイク&梅の郷めぐりスタンプラリー(熱海編)

2月6日(土)、JR東主催の駅からハイク期間設定コース「あたみ桜と梅園を満喫する 熱海潮風ウォーキング」と湯河原の梅の宴が開幕した本日より小田原梅まつりが閉幕する2月28日(日)まで開催される梅の郷めぐりスタンプラリーに出掛けました。
駅からハイクの受付時間が午前9時からであるため、8時38分の東海道線に乗りましたが、自宅から駅に行くまでに、新規開店したおにぎり屋さんを見つけました。石川漆器さんのお隣で、2月3日開店したらしい。今日は、朝飯を食べたし、昼めしは、もう絶対アレって決めているので、今度、チェックしてみよう。本日、ウォーキングのイベントが行われるのか、中央三井信託銀行前で旗を持って、お堀端通りに誘導するウォーカースタイルの案内人がいた。ウォーカーが続々駅の方から流れてくる。
東海道線のホームにも下り列車を待つウォーカー風・本格登山風の人々がたくさんいました。
熱海駅には9時過ぎに到着。改札を出てすぐ左手にスタートとなる観光案内所があります。
私の前に一組スタートの申し込みをしており、少々待たされました。この案内所、コーヒーショップと一緒になっており、入りやすい雰囲気が好ましい。
コースマップと缶バッチを貰い、途中のチェックポイントについて説明を受け、スタート。登り下りを繰り返すコースで、箱根の急峻が海まで迫っている熱海の地形を実感する。来宮神社を経て30分ほどで熱海梅園の進入路に到着。


梅園なのに、まずは熱海桜の花吹雪でお出迎え。臨時売店がたくさん出て、まつりの雰囲気を盛り上げている。
梅園の管理棟のところには、梅園有料化についてのアンケート記載所と観光客数調査の市役所委託のおじさんたちのテーブルが少々邪魔な雰囲気を醸し出していた。
10時にはまだずいぶん時間があるというのに、結構な人出があった。
熱海の梅園は、少なくとも成人してからは来たことがないので、恐らく初めて来たのだろう。想像していたよりも狭いなあという印象。リニューアル工事をしたばかりということで、トイレは新しく、数も十分あり、公園としては悪くはないのだけれども、「公園としては作りすぎじゃないの?!」っていう感じがしてしまうのは、日ごろ、のどかな曽我の風景に親しんでいるからだろうか。
東京ドーム2個分らしいのだが、一番上まで行って、くねくね散策路を戻っても15分程度。これで有料化ってのは違うんじゃないかなあ。売店の出店料を高くして賄ってくださいという感じ。


さて、ここで熱海梅林のスタンプの設置状況ですが、写真のとおりでパンフの後ろに隠して、これは違うんじゃないかなあ。




梅園からレトロな来宮駅を経て海の方に向かう道は、基本的に下り。スタンプポイントは熱海市の指定有形文化財の起雲閣にある。



起雲閣は、大正時代に別荘として築かれ、戦後、旅館として日本を代表する文豪たちに愛されてきました。緑豊かな庭園と美しい日本家屋、東西の装飾や様式を融合させた独特の雰囲気を持つ洋館など、なかなか趣のある施設で、たくさんの観光客が訪れていました。正直、意外・・・。
さて、起雲閣手前の交差点にある「山田豆腐店」さん。店頭に豆乳が置いてあって、引き戸に180cc120円と書いてある。豆腐好きの私はたまらず、「おばちゃーん、豆乳飲めるの?一杯ちょうだーい!」大きなマグカップに豆乳を注いでもらい、120円を渡して一気飲み。冷めたとはいえ、ほんのり温かく、豆の香りが口の中に広がって、大満足でした。
起雲閣入館料は500円。駅からハイク参加者は400円。先を急ぐ私は、起雲閣ではあまり時間を取れないのでもったいないなあという気もしたが、入館。



起雲閣を後にすると、スカイデッキとサンビーチの白浜を歩き、お宮の松まで行き、少々戻って糸川遊歩道沿いの熱海桜(写真は標準木のアップです。)を見ながら熱海駅に帰ってゴール。冬とはいえ、暖かな陽ざしのビーチには親子連れなどたくさんの観光客が来ていて、小田原の海岸と比べて羨ましかったな。













11時20分にゴールしましたが、帰り道、コースマップを持つグループにいくつかすれ違い、どの位参加者があったのかな。
昼飯は湯河原のアレに決めているので、さっさと熱海を後にする。熱海滞在は2時間10分。歩行距離は約8キロ。梅園と起雲閣で少々時間を取られたか。

2010年2月2日火曜日

「ウォーキングタウン=まち歩き?」をみんなで考えよう!

*
NPO法人小田原まちづくり応援団(略称まちえん)では、毎月1回"ゾロ目の日"に多様な主体によるまちづくり活動のネットワークの"場"として「まちえんカフェ@ゾロ目の日」を開催しています。
今回2月2日のまちえんカフェのテーマは「小田原市・無尽蔵プロジェクトとウォーキングタウン」です。
まちえんは「ウォーキングタウン小田原」のコーディネーター役とのことですが、まちえんに与えられたテーマ「ウォーキングタウン小田原」といっても、いろいろな「タウンウォーキング=まち歩き」があって、どうすれば良いのかよくわかりません。
これまで、まちえんでは、課題が生じると、止まっていては始まらないので、皆さんの意見を聞き、走りながら、プロジェクトを推進してきました。
そこで、今回も、会場の皆様といろいろ意見交換し、走るべき方向を定め、時点修正しながら前に進みたいと考えていますので、是非皆様のご参加と意見をお待ちしています。
●日時:平成22年2月2日(火)19時00分~21時30分
●場所:CAFÉ 八起(0465-22-2117)・・・いつもと場所が異なりますので、ご注意を
 小田原市栄町1-14-13  (緑町のスクランブル交差店横のブティック2階にあるお店です)
  場所の地図は、こちら
●参加資格 どなたでも●参加費 ひとり1千円(資料代、軽食付き) 当日、受付でお支払いください。
●内容 「小田原市・無尽蔵プロジェクトとウォーキングタウン」
●スケジュール
 19時00分 まちえんカフェの趣旨説明
 19時10分 「小田原市・無尽蔵プロジェクトとウォーキングタウン」に関する話題提供、質問、意見交換など
 20時30分 情報交換会・オープンマイク
 21時30分 終了予定